寂静塔(永代供養墓)のご案内

「寂静塔(じゃくじょうとう)」は、初めにまとまった額の志納金を納めていただき、納骨以後、五十回忌までの回忌法要とお盆・お彼岸のご供養を、お寺で責任をもって行う永代供養墓です。ご遺骨は納骨堂に合祀されますが、ご戒名・没年月日・俗名・行年は金属プレートに記され、基壇上の石板に貼り付けられます。

「寂静」とは、煩悩の吹き消された、平和で静かなお悟りの世界のことです。この塔に納められたご遺骨がお釈迦様の悟りに包まれて、永遠に安らいで下さるようにとの願いが命名の理由です。

寂静塔全景

使用規定

一、生前予約の場合

資格
どなたでも申し込めますが、生前に授戒(仏弟子となる式)を行い、ご戒名をお授けいたしますので、曹洞宗の信者になっていただくことになります。

費用
・10万円(納骨、永代使用、刻字の費用を含む)
・40万円〜55万円(授戒、納骨、永代使用、永代供養、刻字の費用を含む)

尚、費用については相談に応じます。

二、ご遺骨受け入れの場合

資格
①葬儀をまだ営んでいない、あるいは在来仏教以外の儀式による葬儀をしたが当寺の住職による葬儀をもう一度営む場合
②既に在来仏教の儀式による葬儀を済ませた場合
③葬儀を既に済ませ、回忌供養などを遺族で行い、納骨のみを希望する場合

費用
①70万円〜(葬儀・納骨・永代使用・永代供養・刻字の費用)
②40万円(納骨・永代使用・永代供養・刻字の費用)
③10万円(納骨・永代使用・刻字の費用)

いずれの場合でも、費用については相談に応じます。

納骨方法

納骨袋にお納めして合祀します。それは少しでも早く土に帰っていただき、身心ともに成仏していただきたいからです。ただし、ご希望によっては本堂の納骨壇にて、骨壺のまま最長三十三回忌まで安置いたします。その場合には、納骨壇・位牌制作費用5万円と年額1万円の安置費用が別途必要になります。

供養方法

ご戒名・没年月日・俗名・行年を金属プレートに刻字し、共同の石板に貼り付けて掲示します。

永代供養の法要は、四十九日忌、新盆忌および回忌供養を勤めます。回忌供養は、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌、五十回忌を合同にて営みます。(ご希望によって、個別のお勤めもいたします)その際、親戚縁者の代表者1名に通知いたします。(上記③の場合を除く)

お盆供養、春秋のお彼岸供養は、寂静塔の前で営みます。

その他

生前授戒は、仏弟子としての自覚を持ち、充実した人生を過ごしていただくことを願ってのことです。

当寺は、新発田藩藩主の菩提寺で、約四百年の法灯を伝えて参りました。この間、幾多の困難を乗り越え、現在にいたっています。これからも末永く皆様の御霊をお守りできることと信じております。

詳しくは、直接当寺までお問い合わせ下さい。